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2023.9.3
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【神戸三宮】「萩原珈琲」直営カフェ「127番地」地産食材のサンドイッチやスイーツが自慢♪

神戸市中央区、神戸市役所1号館にある「神戸・萩原珈琲店127番地」は、気軽に立ち寄れるカジュアルなカフェ。香ばしい炭火焙煎コーヒーをハンドドリップで提供しています。神戸市産や兵庫県産の食材を使用したフードも人気。コーヒーとペアリングの良いスイーツも要チェックです。

・スタンド型カフェ「神戸・萩原珈琲店127番地」

神戸市中央区、各線三宮駅から南へ歩いて7分ほどの場所に店を構える「神戸・萩原珈琲店127番地」。1928年創業の「萩原珈琲」直営のスタンド型カフェです。店名の「127番地」は、架空の番地。126区画までしかない神戸旧居留地の“続き”をイメージして名付けたそう。スタッフ手描きのあたたかみある黒板が目印です。

購入した商品は、神戸市役所1階の共用スペースでいただくことができます。六甲山系の間伐材で作った丸いベンチテーブルが設置され、緑を感じられる開放的な雰囲気。広々としているのでベビーカーや車いすでも気兼ねなく利用できます。建物の南側には「東遊園地」があり、ピクニックのお供にテイクアウトするのもGOOD。


・こだわりの炭火焙煎コーヒー

「萩原珈琲」と言えば、一粒一粒の豆を内側まで均一に焼くことができる炭火焙煎が魅力。カッピング、生豆処理、計量や包装など、どの工程においても伝統の技術が継承されています。

ホットはオーダーを受けてから、一杯ずつ丁寧にペーパードリップで抽出しています。エチオピア産モカベースのバランスの良い『オリジナルブレンド』、軽やかな酸味と爽やかな風味の『マイルドブレンド』(各450円)が定番。産地別の豆は浅煎(い)りから深煎りまで6種類を取りそろえ、カフェインレスも用意しています。コーヒー豆は、100g単位(700円~)で購入可能です。

『アイスコーヒー』450

『アイスコーヒー』は、布フィルターによりコーヒーオイルが抽出されやすいネルドリップを採用。まったりと柔らかい口当たりを感じられます。豆はしっかり深めに焙煎し、炭火焙煎特有の香ばしさとどっしり濃厚な苦みを表現。冷めても酸味が出にくく、長く余韻が続く一杯です。ブラックが苦手な人は、同じ豆で淹(い)れる『カフェオレ』(500円)がおすすめ。

ドリンクはこのほか、『温州みかんジュース』(600円)や『ゆずソーダ』(550円)など種類豊富で、コーヒーになじみのない人や子どもも楽しめます。サンドイッチとセットで150円引き、ショーケース内のスイーツとセットで100円引きになるのでとってもお得。

・地産食材のサンドイッチ&ランチボックス

『127番地 神戸市役所サンド』500

「萩原珈琲」直営のカフェは店舗ごとに異なる特徴があり、同店が掲げるテーマは地産地消。『127番地 神戸市役所サンド』は、それを代表するメニューです。店内で衣付けして揚げた「神戸ポークプレミアム」のカツは、豚肉の脂と相性抜群のフルーティなソースで味付け。神戸市産のレタスとトマト、兵庫県産の卵と共に、芦屋市に本店を構えるパン屋「ビゴの店」から取り寄せる食パンで挟んでいます。

サンドイッチはこのほか常時3種類あり、毎月“サンドイッチダービー”を行っています。販売数がもっとも少なかったメニューは、翌月に新商品へと入れ替え。お客さんの意見がメニュー構成へと反映される、参加型のワクワクする仕組みです。

『日替わりランチボックス』680

神戸市産の米を使用した『日替わりランチボックス』にも注目です。メイン料理は日替わりで、取材日は「鶏唐揚げの甘辛だれ」。カラッと揚げたジューシーな唐揚げに甘辛いタレをたっぷり絡めた、ごはんが進む一品です。毎週金曜日は、兵庫県産の肉がメインのちょっぴり贅沢なメニューが登場するそう(880円)。

“食品ロスを削減し、少しでも多くのお客さんに食べてもらいたい”との思いから、廃棄予定の商品がある場合に限り、16時以降お得な価格で提供しています。当日の在庫状況は公式Instagramで確認を。➡︎公式Instagramはこちら



・コーヒーとペアリングの良いスイーツ

『アフォガード』680

自家製スイーツもあります。『アフォガード』は、神戸市灘区の「Gelateria Monction(ジェラテリアモンクション)」から取り寄せるなめらかなミルクジェラートを使用。エスプレッソの量は好みに合わせて調節できます。ジェラートのミルキーな甘みと濃いエスプレッソの苦みが見事に融合し、粗めに砕いたナッツの食感がアクセントに。一口ごとに異なる味わいを楽しむのも醍醐味の一つです。

このほか、地産のフルーツが主役のスイーツが登場することもあります。神戸市産のイチジクやイチゴを使ったメニューは特に人気なので、出合えればぜひゲットして。

炭火焙煎コーヒーと、地産食材を使用したフードが自慢の「神戸・萩原珈琲店127番地」。平日はランチを目当てに通うサラリーマン、週末は子育て世代を中心に、男女問わず幅広いお客さんで賑わいます。老舗のコーヒー店と聞くと敷居が高いと思われがちですが、一度訪れるとそのイメージが変わるかも。ホッと一息つきに、気軽に立ち寄ってみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

神戸・萩原珈琲店127番地

所在地
兵庫県神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市役所1号館1階
電話番号
078-322-0127
営業時間
平日/8:15~18:00(L.O.17:30)
土日祝/10:00~18:00(L.O.17:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年7月25日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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