神戸市長田区にある「SIDE DISH CAFE 緑菜七彩(りょくさいななさい) おそうざいカフェ」は、観葉植物に囲まれた緑あふれる空間で野菜をたっぷり堪能できる、自然と体に優しくフォトジェニックなカフェ。約40品目の素材や38穀米を使い、プロの技巧を駆使して作るワンランク上のおばんざいが人気を呼んでいます。2023年6月からの新メニューにも注目です!
・「SIDE DISH CAFE 緑菜七彩 おそうざいカフェ」
神戸市長田区、地下鉄駒ヶ林駅から南へ4分ほど歩いたところにある「アグロガーデン 神戸駒ヶ林店」。この建物の2階に、2022年12月にオープンしたカフェ「SIDE DISH CAFE 緑菜七彩(りょくさいななさい) おそうざいカフェ」があります。
見渡す限り、ハイドロカルチャー※の植物が空間を埋め尽くす緑あふれるインテリアは、お店を構えている「アグロガーデン」と店主が一緒に作り上げたこだわりの空間なんだそう。
都会でありながら、森の中に佇んでいるような感覚を覚える自然豊かな店内は、その場に居るだけで自然のパワーが体の内側からみなぎってます。吊り・鉢・壁面・植え込みといったさまざまな種類のハイドロカルチャーを使ったインドアグリーンは、自宅のインテリアの参考にもなりそうですね。
※ハイドロカルチャーとは…土を使わず植物を育てる水耕栽培のこと。
大きな窓からは明るい日射しが入り、植物たちも生き生きと育っているよう。おひとり様にうれしいカウンター席や開放感あふれる窓際の席、グループやファミリー向けのテーブル席など、さまざまなタイプの席があり、シーンを問わず食事やカフェを楽しめます。また、貸し切りにも対応しているので、女子会や宴会、イベントなどにも利用できるのもポイント。貸し切りに関する問い合わせや予約は、電話かお店で直接相談してみて。
「緑菜七彩」という店名からも想像がつくように、同店のコンセプトは「野菜」と「自然」。おしゃれと癒やしをもたらす「空間緑化のデザイン空間」の中で、兵庫県内の農家から直接仕入れた新鮮野菜をふんだんに使った食事が楽しめる“自然と体、そして心にも優しいエコなカフェ”です。
・約40品目の素材を使った「お惣菜プレート」
『ローストビーフサラダと4種お惣菜プレート』1,850円
自慢の料理は、さまざまなジャンルの飲食店で腕を磨いたシェフが作る、野菜をふんだんに使ったカラフルな惣菜が中心。約40品目の素材を使い、イタリアン・フレンチ・和食などから、それぞれの素材に合った調理法を選んで一品ずつ丁寧に作っているそう。プレートの上には色鮮やかな料理が彩りよく盛られ、食欲をそそります。
4種類以上の惣菜がプレートの上に盛られた「お惣菜プレート」が付くランチは、全部で4種類。神戸市西区を始め、西はたつの市や姫路市、稲美町など、兵庫県内の農家から直接仕入れた新鮮野菜をふんだんに使用しています。
人気No.1の『ローストビーフサラダと4種お惣菜プレート』は、自家製ローストビーフのサラダが主役のプレートメニュー。オープンの11:00からクローズの18:00まで、どの時間帯に訪れてもこれだけのボリュームと野菜が摂れるとあって、ランチタイムを過ぎた夕方でもオーダーする人の姿も少なくありません。
取材日の惣菜は「ウリとグレープフルーツのマリネ」や「エビとおかひじきの和え物」、「煮豚とチンゲンサイのごま和え」、「夏野菜のキムチ」、「イカのバジルマヨネーズ和え」の5品。新鮮野菜ならではのシャキシャキ感やみずみずしさを生かすため、味付けは最小限に。シンプルでありつつも、自宅では再現できないような“家庭料理よりプラスワン”な料理を心がけているそう。中には今までに出合ったことのないような素材の組み合わせなど、意表を突くような惣菜もあります。
メインのローストビーフサラダは、肉厚のローストビーフが惜しみなくのった豪華な一品。有機や無農薬で育てられたリーフ野菜のほか、ニンジンのグリルや「紅はるか」の焼き芋、自家製ドライトマトなど、いろんな種類の野菜を同時に楽しめます。
食べるときは、シェフお手製のシャンピリアンソースをかけて召し上がれ。香味野菜を牛すじのスープで4時間ほど煮込み手間暇かけた特製ソースは、タマネギの甘みとコクがクセになりそう。野菜にも肉にもよく合い、お箸が止まらなくなるおいしさです。
「お惣菜プレート」には白ご飯ではなく、市川町産の「森のくまさん」という米と高級もち米「羽二重(はぶたえ)」をブレンドし、根菜と一緒に出汁で炊いた「季節野菜のおこわ」が付くのがうれしいポイント!モチモチとしていて、根菜と出汁が香るほんのり甘めの味付けに心が和みます。
店頭にあるショーケースで販売しているテイクアウトの惣菜は、晩ごはんにいかが?内容は日替わりで、常時12種類以上の惣菜がずらりと並びます。購入は100g単位で、テイクアウトのみの利用も可能。帰り際や通りすがりにぜひチェックしてみて。
・2023年6月から新メニュー『出汁×野菜のカレー』が登場!
『出汁×野菜のカレー』980円
2023年6月から、『出汁×野菜のカレー』がメニューの仲間入り!市川町産の38穀米とサラダ、惣菜数種類、グリル野菜や揚げ野菜などのトッピングと、牛すじカレーがかかった栄養満点のカレーです。どこからスプーンを付けようか迷うほどトッピングが豊富で、一目で心が奪われる色鮮やかなビジュアルが魅力。野菜嫌いや手軽に野菜をたくさん摂りたい人にぴったりです。追加トッピングも数種類スタンバイしているので、自分好みにカスタムするとより楽しめそう♪
トロトロの牛すじがゴロゴロところがるカレールゥも、大事な野菜の引き立て役。牛肉のうま味と脂の甘みが溶け込んだコクのある味わいが、酸味の利いたマリネやジューシーな揚げ野菜、フレッシュな生野菜など、さまざまな野菜とマッチ!食べ合わせを楽しみながら、一口一口丁寧に味わって。
・自家製スイーツや8種のレモネードなど、おしゃれなカフェメニューも♪
『自家製ガトーショコラ(チョコ)』580円
おしゃれで多彩なカフェメニューも、時間帯問わずいつでも楽しめます。中でも人気なのが『自家製ガトーショコラ』。チョコ、抹茶、レモンの3種のフレーバーがあり、どれも口溶けのよさが魅力です。
定番のチョコは、ガトーショコラというよりもテリーヌに近いレア感と濃厚さで、チョコ好きもうなる本格的な味わい。濃厚さがフォーク越しにも伝わるほどずっしりとしていて、バニラアイスやホイップなどのトッピングと合わせて食べるとちょうどいいバランスに仕上がっています。目の前でホットチョコレートソースをかけてもらえる演出も見どころポイント!五感でその味とパフォーマンスを確かめて♪
『自家製レモネード』550円~
カフェメニューではスイーツのほかにもう一つ注目しておきたいのが、8色の『自家製レモネード』です。生のレモンを砂糖に漬け込んで作る基本のレモネードシロップは、夏は酸味を利かせてシャキッと爽やかな味わいに、冬はハチミツを混ぜ合わせてまったり甘くするなど、季節によって微妙にレシピを変えるほどのこだわりぶり。そのレモネードシロップに紅茶やジュース、フレーバーシロップなどを混ぜ合わせたカクテルのようなレモネードドリンクを常時8種類用意しています。
『アーノルドパーマー』650円
中でも店主のイチオシは、紅茶とレモネードシロップの2層が美しい『アーノルドパーマー』。別名「レモネードティ」で、レモンのスッキリとした酸味と香り高いアイスティの爽やかな風味に思わずうっとり。見た目も涼やかで、暑い日にもってこいの一杯です。
次世代の水耕植物「ハイドロカルチャー」で創り出したオーガニックな空間と、シェフお手製の野菜たっぷりの「惣菜プレート」が自慢のカフェ「緑菜七彩」。緑がもたらす非日常感と癒やしに惹かれたら、隣接の店舗で植物を購入することもできます。“日常の中のオアシス”を求めに、足を運んでみては?