神戸市垂水区、各線垂水駅からほど近くにある「Bäckerei Neuss(ベッカライ ノイス)」。ドイツで修行したオーナーによる伝統的な製法で作られたドイツパンが味わえるパン屋として、2023年12月にオープンしました。ドイツでは定番の『ブレッツェル』を始め、シンプルなドイツパンの数々を気軽に味わって。
・「Bäckerei Neuss(ベッカライ ノイス)」
神戸市垂水区、各線垂水駅から徒歩4分ほどの場所にある「Bäckerei Neuss(ベッカライ ノイス)」は本格的なドイツパンを提供しているお店。住宅街にひっそりと店を構えています。
10:00のオープン前から行列ができることもあり、昼過ぎに売り切れることも多いのだそう。オープン状況は公式Instagramのストーリーズで告知しているので、確実にGETしたい場合は事前に確認を。➡︎公式Instagramはこちら
オーナーは神戸にあるパンの専門学校で学んだのち、日本のパン屋での勤務を経て、ずっと憧れていたドイツのパン屋で修行を重ねました。帰国後は地元でパン屋を開くことを目標に準備をし、2023年12月に同店をオープン。
「ベッカライ」はドイツ語で「パン屋」、「ノイス」はドイツで働いていた場所の名前で、思い出の地名を店名に付けたんだとか。
お店はテイクアウトのみで、カウンターで注文をします。ショーケースにはさまざまな種類のパンがずらり。いずれもシンプルな素材を使い、ドイツの伝統的な製法で作られています。
・雑穀やドライフルーツのパンを噛み締めて
『メアコーンブロート(ハーフ)』480円
ヒマワリやアマニの種、ゴマ、オートミールなどをたっぷりと練り込んだ『メアコーンブロート』。薄くスライスして焼かずに食べるのがオススメの雑穀パンです。しっとり&もちもちとした食感で、クリームチーズと合わせたり、サンドイッチにしたりとさまざまな食べ方が楽しめます。
左から『もちもちボールZ』160円
『くるみレーズンとオレンジピール』280円
フライドオニオンの香ばしく奥深い味わいと、もっちりとした食感が楽しめる『もちもちボールZ』。ドイツ語でタマネギを意味する「Zwiebel(ツヴィーベル)」の頭文字を取って名付けられています。随所にドイツらしさが感じられるのが楽しいですね。
オレンジピールが爽やかに香る『くるみレーズンとオレンジピール』は、ザクザク食感のくるみとしっとりとしたレーズンがたっぷりと入っています。ドイツではドライフルーツを使ったパンが多く、オートミールやゴマをまぶすスタイルも多いのだそう。
・ドイツらしい『ブレッツェル』を堪能
『ブレッツェル』180円
ドイツではパン屋の看板などにもよく使われるハートのような形の『ブレッツェル』。ドイツ語では「プレッツェル」 のことを「ブレッツェル」と言います。本場の製法で丁寧に作られ、噛みごたえがある弾力のある生地に塩気のある味わいが特徴的。見た目もかわいらしく、一度は食べてみたいドイツパンの一つです。
『ゲルマン式あんバター』230円
こし餡の優しい甘さと、あっさりとした味わいの豆乳バターをたっぷりと挟んだ『ゲルマン式あんバター』。『ブレッツェル』の生地を使っているのがゲルマン式!ぜひ日本とドイツの食の融合を召し上がれ。
神戸でも珍しい、本格的なドイツパンが楽しめるパン屋「ベッカライ ノイス」。「とっつきにくいイメージのドイツパンですが、一度気軽に食べてみて欲しい」とオーナーは話します。ぜひ本場仕込みのシンプルなドイツパンの数々を気軽に味わってみて。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年2月3日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。