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2023.6.20
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【神戸】女性のためのカフェ&バー「cafe bouquet」でドリンクと空間に酔いしれて♪

神戸市中央区、各線三宮駅から北へ徒歩約10分。北野エリアのメインストリート・北野坂に「cafe bouquet(カフェ ブーケ)」がひっそりと佇んでいます。“女性のためのカフェ&バー”をコンセプトに、おひとり様が落ち着ける空間とこだわりのドリンクを提供している同店。週に1度の「米粉パン販売の日」や不定期で開催されるイベントなど、大人の女性が楽しめる魅力も満載♪北野を訪れたときは、ふらっと気軽に立ち寄ってみて♪

・「cafe bouquet(カフェ ブーケ)」

神戸市中央区、JR・阪神・阪急電車三宮駅から北へ徒歩10分ほど。神戸北野のメインストリート・北野坂にひっそりと店を構えるカフェ&バー「cafe bouquet(カフェ ブーケ)」があります。初めて訪れる人は通り過ぎてしまうほどの隠れ家なので、ワインカラーのルーフを目印に探してみて。

お客さん同士がすれ違えないほどコンパクトで縦長の店内には、店主が立つバースペースと5席ほどの客席があります。このこぢんまりとした空間こそが、同店の魅力の一つ。お客さん同士と店主との距離がほどよくアットホームで、“自分時間”に没頭したり、隣に座るお客さんと会話を楽しんだりと、気ままに過ごせる心地よい空間が人気の秘密です。

コンセプトは“女性のためのカフェ&バー”。お客さん一人一人を“一輪の花”に例え、「花が集まることで花束になるように、いろんな人が集まって“一束の花束”となるような心地よい空間を提供したい」との思いで「ブーケ」と名付けたそう。常連客の中には、時間を忘れてゆっくりと何時間もここで過ごす人も少なくありません。

同店のこだわりは空間だけにとどまらず、ドリンクや食器など、店中に散りばめられています。壁一面に飾られた大小さまざまなグラスやカップ&ソーサーは、どれも店主のお気に入り。

カップはアメリカのファッションブランド「ケイトスペード」やフランスの伝統的な磁器「リモージュ磁器」、冷たいドリンクやアルコール用にはシャンパングラスやカラーワイングラスなど、ドリンクとその日の気分に合わせて好きなものを選べます。どれも見ているだけでうっとりするような美しいものばかり。どのグラスにするかを考える時間も、ここでの楽しみの一つです。

同店のメニュー表は、店主が幼いころから愛読している「Michi」という絵本の中にあります。この本は、イラストを見ながら想像力を膨らませてストーリーを読み解く“字のない絵本”。同店ではその1ページ1ページに、ドリンクメニューや店主の思いを書いた紙が貼られています。ここでしか読めない“ブーケが描くMichi”は、時間があればぜひ目を通してみて。


・紅茶派?それともコーヒー派?2種類のエスプレッソが人気

同店では、エスプレッソメニューを中心とした10種類以上のカフェドリンクがラインアップ!スペシャルティコーヒーで淹(い)れる本格的なコーヒーから、スパークリングやソフトドリンクまで、コーヒーが飲めない人でも楽しめるバラエティの豊かさが魅力です。

中でも紅茶のエスプレッソを使ったドリンクが、ちょっぴり珍しいと紅茶通の間で評判。コーヒーと同じエスプレッソマシン「ラ・マルゾッコ」とティエスプレッソ専用のフィルターを使って抽出するエスプレッソドリンクは、紅茶とほうじ茶の2種の茶葉と、エスプレッソ・ラテ・ソーダの3種のアレンジから選べます。

『紅茶ラテ』600円

ティエスプレッソドリンクで人気No.1は『紅茶ラテ』。インド産のアッサムとスリランカ産のウバの2種類の茶葉をブレンドした香り高い高級茶葉を使用するのがこだわりです。また、ロイヤルミルクティのように茶葉をミルクと煮詰めるのではなく、高圧をかけながら瞬時に香りを抽出するため、コクと華やかな香りがひと味違います。砂糖を一切入れていないとは思えないほどのこっくりとした甘みと、スッとのどを通るキレのよさがたまりません。一度飲むと、普段の紅茶ラテに戻れくなるかも。

『エスプレッソ』500円、『チョコレート』各100円

コーヒー派は、西宮初の自家焙煎コーヒー専門店「TAOCA COFFEE(タオカコーヒー)」のスペシャルティコーヒー豆で淹れるコーヒーをチョイスして。店主が“ブーケらしい味”を求め、20種類以上ものコーヒーを飲み比べし追い求めたオリジナルブレンドは、深煎(い)りだけどどこかフルーティーさも感じられる軽やかな味わいが魅力。エスプレッソのほか、ラテやアメリカーノ、トニックもあり、それぞれのメニューによって抽出のレシピを微調整するこだわりぶりです。

・店主が見つけた“こだわりの逸品”も

店主がさまざまな場所で出合った、全国各地の“こだわりの逸品”にも注目を!ほかでは中々出合えないような珍しいメニューもそろいます。

『ローズレモネード』700円

昼飲み気分を味わいたいときは『ローズレモネード』がイチオシ!目の前で店主にシャンパングラスに注いでもらえる特別感に、思わず気分が高揚するはず。淡いピンクカラーのレモネードは、口に含むとフワッとバラのフレーバーが口いっぱいに立ちこめると同時に、鼻から爽やかな香りがスッと抜ける爽快な一杯。1瓶あたりシャンパングラス約3杯分の量が入っているので、長居したいときにもぴったりです。

『チョコレート』各100円

ベルギーからわざわざ取り寄せる「CAFE-TASSE(カフェタッセ)」のチョコレートも大人気。パッケージからも分かる通りコーヒーに合わせて作られたチョコレートで、コーヒーを注文した人は必ず頼むと言っても過言ではありません。本のようなラッピングのタブレットは、色がフレーバーによって異なり、最大10種ほど用意。塩キャラメルやルビーなどコーヒーに合うフレーバーから、ビターといった赤ワインにも合う大人なフレーバーまで多種多様!時期によっては入手困難なため、見かけたときはぜひ一枚試してみて。

『KOBE Fruwa』(1枚)150円、(アソートセット)950円

1946年創業の神戸にある老舗のはさみ焼き専門店「梅香堂(ばいかどう)」の手焼きせんべいも1枚から購入可能。せんべい職人が手作業で一枚一枚焼いた手焼きワッフルはほんのり甘く、芳醇なバターの風味が際立つ素朴な味わいと、生地はパリッと、フルーツの部分はねっとりとしていて、風味も食感も楽しい一品です。かわいらしいパッケージに入っていて、神戸土産にもおすすめです。自宅や自分用に買う人も多い、隠れた人気メニューです。



・週に1度は「米粉パンの日」神戸の人気店のパンを店内で♪

『米粉パン』各400円~

店主の気まぐれで大体週に1度は開催されるという「米粉パンの日」。「王子公園」の近くにある人気ベーカリー「Le・Riz(ルリ)」の米粉パンを、ここ北野で味わえるとあって「ブーケ」ファンも「ルリ」ファンも毎度楽しみにしているスペシャルデーです。開催日は公式Instagramからチェックして。➡︎公式Instagramはこちら

パンのラインアップは日によって変わり、営業日の朝に店主自ら「ルリ」に足を運んで買い付けているそう。コーヒーや紅茶に合う甘い系からデニッシュ、アルコールと合わせたくなる塩気のあるものやハード系など、まんべんなくいろんなテイストのパンを15種類ほどスタンバイしています。

取材日は、イチゴやメロンのフルーツデニッシュや、毎度人気の『もちチョコクロワッサン』、ちょっぴり大人な『ゴルゴンゾーラと蜂蜜』や『大葉と岩海苔 塩バター』などがお待ちかね。どれも具材がゴロゴロ入っていて、1個でも満腹感が得られそう。

「ルリ」のパンはすべて、粉の80%に国産米粉をブレンドした米粉パン。ふんわり、そしてもっちりとしていて、噛めば噛むほどほのかに甘みも感じられる滋味深さが、ファンの心を虜(とりこ)にしています。ソフトなパン生地はもちろん、サクサクのデニッシュ系やパリッと香ばしいハード系まで米粉ブレンド粉で作っているというから驚き!ランチがてらカフェドリンクと味わうのもいいですが、昼からアルコールを片手にパンを楽しめるというのも、同店ならではの楽しみ方ですね。

カフェのほか、モダンカリグラフィー教室やSNS用写真撮影会、イメージコンサルタントのパーソナル診断など、大人の女性向けのイベントも不定期で開催しているそう。気ままに過ごせる場所や“自分らしさ”を探している人は、ぜひ気軽に立ち寄ってみて。

■詳細情報

■DATA

cafe bouque(カフェ ブーケ)

所在地
兵庫県神戸市中央区中山手通1-22-5
電話番号
078-272-1515
営業時間
10:00~16:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年6月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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