【神戸元町】農家と営むクレープ専門店「LaNtANa 元町店」で“サクもち玄米クレープ”を

神戸市中央区、各線元町駅から南へ徒歩約5分。元町商店街と南京町をつなぐ路地裏に「LaNtANa(ランタナ) 元町店」があります。同店は、三木市でイチゴとトマトを育てる農家と営むクレープ専門店。サクサクもちもちの玄米クレープ生地と旬のフルーツを組み合わせた“玄米クレープ”が自慢です。冬〜春にかけては、自社農園で育てたイチゴが主役のメニューが登場！甘い魅惑の大粒イチゴに、心奪われて♪

・クレープ専門店「LaNtANa(ランタナ) 」

神戸市中央区、JR・阪神元町駅から南へ徒歩約5分。元町商店街と南京町をつなぐ路地裏にひっそりと店を構える「LaNtANa(ランタナ) 」があります。クレープと書かれた旗を目印に探してみて。

同店を営むのは、三木市の農家「wliv(ダブリブ)」と飲食事業部「LaNtANa」を営む不動産会社。「自社農園「ダブリブ」で採れた旬のフルーツを使ったスイーツを提供したい」との思いで、玄米クレープ専門店をキッチンカーから始めました。そして2023年3月、縁あって神戸にお店をオープン。オープンして間もないにも関わらず、土日は行列ができる人気ぶりです。

店名の「LaNtANa」は、中南米に生息するランタナの花から名付けたそう。この花には“七変化”という別名があり、「時代の流れと共に変化し続け、根強くパワフルなお店でありたい」という思いが一致し、この名前に決めたんだとか。

同店では、小麦粉に玄米粉を混ぜて作る“玄米クレープ”を提供しています。さらに生地には、牛乳だけでなく豆乳もブレンドするのがポイント。香ばしい風味やサクもち食感を追求し、配合から焼き時間まで、細かく何度も試行錯誤を重ねたそう。

水分を飛ばすように、しっかりと焼き上げたクレープ生地は、炭酸せんべいのようサクサクパリパリで、重なった部分やクリームが染みた部分はもっちりと、食べる場所によって食感が異なるのが魅力です。

・店主のおすすめTOP3

『THE RED』700円 ※季節限定

看板商品は、自社農園で育てたイチゴが主役のクレープ。12月ごろ～6月末ごろまでのイチゴの季節限定で登場します。自社農園では「章姫(あきひめ)」「おいCベリー」「紅ほっぺ」の3種類をハウス栽培しています。

クレープの名前にもなっている“THE RED”は、自社農園のイチゴの名称で、その名のとおり真っ赤な見た目とジューシーな果肉が魅力です。トップに特大サイズを1粒、中にも3粒ほどのイチゴが入った贅沢さが、イチゴ好きにはたまりません。

自社農園のイチゴは、数量限定で店頭販売もしています。スーパーでは見かけないような特大サイズのイチゴは圧巻のボリューム！特殊な栽培方法で育てているので、栄養もおいしさも大粒の果肉にギュッと詰まっています。店頭に並ばない日や売り切れることも多いので、見かけたらぜひ購入してみて。

『シュガーバター』500円

シンプルに生地の風味を楽しむなら、『シュガーバター』がイチオシ！焼くときに「よつ葉バター」を表面にたっぷりと塗り、仕上げにきび砂糖とグラニュー糖をぱらりとかければ完成です。バターと砂糖が溶けた部分、バターがじわっと残っている部分、砂糖がジャリジャリと楽しめる部分など、食べる場所によっていろんな味わいが楽しめ、最後まで飽きのこない一品です。

『クァトロフォルマッジ』1,000円

お食事系クレープは『クァトロフォルマッジ』と『ガーリックチキンサンバル』(1,100円)の2種類がスタンバイ。甘さ控えめで玄米粉の風味が生きた香り豊かな玄米クレープは、塩気のある具材ともよく合います。

『クァトロフォルマッジ』はモッツァレラ、ゴーダ、カマンベール、ゴルゴンゾーラの4種のチーズを使用したチーズ尽くしのクレープ。4種類のチーズがそれぞれ持つ風味とハチミツ、「アルペンザルツの岩塩」が絡み合う絶妙な甘じょっぱいハーモニーがクセになりそう。熱々のクレープを割くと、中からとろーっとチーズがのびるほどチーズがたっぷり！とろけるチーズのおいしさに、思わず顔がほころびます。