【神戸】「ザ サルトリー ストレイツ」本場シンガポールのスイーツで極上のティータイムを♪

神戸市中央区、異人館が立ち並ぶ北野エリアに「THE SULTRY STRAITS(ザサルトリーストレイツ)」が、2023年7月オープンしました。シンガポールを代表するパティシエが監修したスイーツや、オリジナルの茶葉を使用した紅茶が味わえます。外国人観光客から、地元に住む人まで、幅広い層に愛される同店。北野へ足を運んだら、ほっと一息つきに立ち寄ってみて。

・「THE SULTRY STRAITS(ザサルトリーストレイツ)」

神戸市中央区、神戸市営地下鉄新神戸駅から10分ほど歩いた北野エリアに「THE SULTRY STRAITS(ザサルトリーストレイツ)」が2023年7月オープンしました。シンガポールを代表する有名なパティシエが監修した、本場のスイーツや紅茶が味わえます。

店内に入ると、ケーキや紅茶をゆっくりと楽しむことができるイートインスペースがあります。席数は、店内に10席とテラス席に6席。白やタイルを基調としたインテリアで、まるで海外に訪れたような気分に。天気のいい日には外でティータイムを過ごすのもいいですね。

ショーケースには、カラフルなケーキが並びます。季節ごとの彩りを大切にするシンガポールのお菓子の文化は、日本の和菓子と通じる部分もあるのだとか。宝石のように綺麗なケーキは、どれにしよう？と眺めているだけでも楽しい気分になるはず♪

店名の「THE SULTRY STRAITS」は、日本語で「猛暑の海峡」という意味。シンガポールを含む近隣諸国の共通のスローガンで、熱意を忘れない国民性を表現しています。

シンガポールに出身のオーナーは、以前から日本が好きで、家族でよく訪れていたそう。北野を訪れたときに、ここにしかない雰囲気に魅力を感じて「北野でお店を開きたい」と決めたと話します。そんなオーナーが開いた同店は、海外からの観光客や国内の観光客をはじめ、地元に住む人々からも愛されています。

・インスタ映えな「アートケーキセット」がオススメ！

シンガポールの伝統を取り入れたお菓子が常時10種類ほどラインアップ。定番商品の8種類に加えて、季節ごとに1〜2種類のお菓子が並びます。

同店のお菓子を監修しているのは、シンガポールを代表し世界大会にも出場している「パンシェフ」。現地でしか手に入らない、日本では珍しい材料も多く使っています。

『アートケーキセット(パンダンロール)』1,700円

イートインメニューの中でも、オススメの『アートケーキセット』。好きなケーキとドリンクをセットで注文すると、そのケーキに合うようにデコレーションしてもらえます。季節によっても、デコレーションの中身は変わるのだとか。

「パンダン」は現地では“東洋のバニラ”と呼ばれ、バニラの代わりに使われています。取材日に選んだ『パンダンロール』は生地とクリームに「パンダン」を使用した、独特の甘い香りと鮮やかな緑色が特徴のスイーツです。

『アートケーキセット(バターケーキ)』1,600円

定番商品の『バターケーキ』を使った『アートケーキセット』もオススメです。『バターケーキ』はシンガポールではメジャーなお菓子で、現地ではどこのお店にも置いていたり、家庭でもよく作られるものなのだとか。

しっとりとした口当たりで、バターの風味がたっぷりと感じられます。ラズベリーソースを使ったデコレーションは、食べるのがもったいないくらいフォトジェニックです♪

・現地の素材を使ったケーキや焼き菓子も充実

『オンデオンデムース』テイクアウト667円／イートイン680円

定番商品の『オンデオンデムース』は、シンガポールの定番お菓子「オンデオンデ」を洋菓子風にアレンジしたもの。グラマラッカというココナッツシュガーを、ココナッツのムースで包んでいます。

中にはチョコレートのガナッシュとグラマラッカを使ったトロッとしたキャラメルソース、サクッとした食感がアクセントのクランブル、底にはパンダンを使った生地を使用しています。

『ヘビーヒャムクッキー』450円

ラスクやクッキーなどの焼き菓子もラインアップ。『ヘビーヒャムクッキー』は、現地から取り寄せた干しエビと唐辛子がベースとなったペーストを使っていて、かなりスパイシーな味わいです。クセになるおいしさで、おやつはもちろんお酒のおつまみにもぴったり。辛いものが好きな人には、ぜひ一度食べてみて欲しい一品です。