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2022.11.20
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【神戸三宮】「生田神社」縁結びやパワースポットとして人気!インスタで話題の切り絵ご朱印も♪

神戸市中央区、JR・阪神・阪急三宮駅から徒歩10分の場所にある「生田神社」。縁結びや恋愛成就で有名で、駅から近いこともあって、一度は訪れた人も多いのでは?切り絵ご朱印や地元企業とコラボしたお守りは、「SNS映えする」「アート作品のよう」と話題を集めています。境内をゆっくり散策しながら、神社の自然や歴史を感じてみて♪

・神戸の地名の由来になった「生田神社」

神戸市中央区、JR・阪神・阪急三宮駅から北へ約10分歩くと「生田神社」があります。地元では「いくたさん」として親しまれ、大きな朱色の鳥居が目印。「神戸」の地名の由来にもなった由緒ある神社としても有名で、大同元(806)年、朝廷より神社を守り、世話をする家として「神戸(かんべ)44戸を賜った」とされ、「かんべ」がなまって「こんべ」、そして「こうべ」になったと伝えられています。

創建は神功皇后摂政元(201)年。神功皇后の三韓外征の帰途、神戸港の沖合で船が進まなくなったので神占いをしたら、稚日女尊(わかひるめのみこと)が現れ、「私は生田の地にいたい」と言われたので、海上五十狭茅(うながみのいさち)によってまつられたのが神社の始まりです。

祭神は、機殿(はたどの)で神服を織っていた稚日女尊。縁結びや健康長寿、商売繁盛、家内安全をはじめ、恋愛成就や安産祈願にご利益があり、“神戸の守り神”として広く親しまれています。まずは拝殿で手を合わせ、日頃の感謝を。


・話題の季節限定切り絵ご朱印や月替わりの特別ご朱印

秋季限定切り絵御朱印『紅葉(こうよう)』初穂料1,000

右上には神社の社紋の八重桜、周囲には境内の紅葉をさまざまな形や色で配置。紅葉が緑や黄、赤に色付き、季節が移り替わる様子を切り絵で表現しています。青空をバックに写真を撮ると、切り絵が浮かび上がり、映える一枚に♪

秋季限定切り絵御朱印『秋詣(あきもうで)』初穂料1,000

左上に神社の社紋の八重桜、右上に神社の楼門のほか、境内の彼岸花や池に舞い散るイチョウと和柄を融合させた切り絵ご朱印。2種類の秋季限定切り絵ご朱印は11月30日(水)まで。デザインが変わるので、一年を通して集める人が多いそう。冬季が待ち遠しくなりそうです。

11月限定の特別な御朱印『若竹』初穂料1,000

神社の11月の風物詩である七五三をイメージしたデザイン。節目正しく伸びる「若竹」、澄んだ空を舞う「イチョウ」を表現し、右には秋晴れの心地よい気候を表す「秋麗(あきうらら)」と書いています。子どもの成長を願うご朱印としても手に入れたいですね。境内の落ち葉や色付く木々をバックに撮影すると、秋らしい写真になりますよ。

11月限定の特別御朱印『しもつき』初穂料500

秋の神戸の街をイメージ。清流に色とりどりの紅葉が流れ、清々しい空気を表現しています。金文字で書かれている「浄明正直(じょうみょうせいちょく)」とは、「浄く(清く)、明るく、正しく、直く」という心の在り方を表した神道の言葉。毎月集めれば、心に響く言葉に出合えるかも。

・「ファミリア」とコラボしたお守りやご朱印帳も

『育守(はぐくまもり)』初穂料赤・青各1,000

神戸市に本社があるベビー・子ども服ブランド「ファミリア」と「生田神社」がコラボし、「想いを結び、育み、成長させる」という思いで誕生したお守り。チェック柄で、赤・青の2種類あり、表には神社の社紋「八重桜」、裏にはクマのキャラクターと神社名を記しています。

お守りには、子どもから大人まで、それぞれが思いを育み、一日一日を大切に歩んでほしいとの祈りが込められているそう。友だちや夫婦、カップルで、色違いを持つのもいいですね♪

『御朱印帳』初穂料青・赤各3,000円(透明カバー付き)

表はクマの親子が心静かに手を合わせ、親グマが子グマを優しいまなざしで見守りながら生田神社にお参りする様子をデザインしています。裏は「ファミリア」の象徴となる青と赤のチェック柄。季節限定や月替わりなど、生田神社のオシャレなご朱印専用にするのもいいですね。

幸守『八重の糸』初穂料赤・青各1,000円

祭神である稚日女尊(わかひるめのみこと)は、太陽・光の女神、機織(はたおり)の神と伝えられています。祭神の象徴ともいえる糸で、社紋の八重桜をレースで表現。お守りには「幸せな日々を織り成し、幾重にも彩りある人生になりますように」という願いが込められています。

生地が柔らかく、ギュッと握りしめたくなる肌触り。恋人同士がペアで持つのも良し、幸せを願って友達や家族に贈ると喜ばれること間違いなし!



・樹齢500年を超えるご神木から自然のパワーを

社殿の北には「生田の森」が広がり、訪れる人たちの憩いの場になっています。平安時代の「枕草子」をはじめ、さまざまな書物にも登場する鎮守の森としても有名。また、源平合戦の古戦場跡としても広く知られています。寿永3(1184)年、平知盛が率いる平家軍が「生田の森」に陣を構え、一の谷から生田の森にかけての一帯で激しい戦いが行われたそう。

歴史に名を残す古戦場跡も、今は木漏れ日が差し込み、清らかな空気に包まれています。

『水みくじ』初穂料300

「生田の森」には「金龍泉」という縁結びの水占いができるスポットも。授与所で手に入れた「水みくじ」を水に浸すと文字が浮かび上がります。縁結びや恋愛成就を祈願する人たちの間で当たると評判のおみくじ。恋の行方が気になる人は一度、占ってみて♪

「生田の森」は、清々しい空気に包まれた癒やしスポット。樹齢500年を超える4本のご神木があり、天災や震災などを乗り超えた木々からは、あふれる生命力を感じます。木にそっと手を当てれば、自然のパワーがもらえるかも。

参拝を済ませて、ご朱印やお守りを手に入れたら、「生田の森」で鳥のさえずりや木々の揺れる音に耳を澄ませながら、のんびり過ごすのもいいですね。

■詳細情報

■DATA

生田(いくた)神社

所在地
兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
電話番号
078-321-3851
営業時間
9:00~17:00
(ご朱印・お守りなどの授与)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年11月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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