神戸市中央区、乙仲通にある「greenery(グリナリー)」は、すべてのメニューが植物性由来のヴィーガンカフェ。できる限りオーガニックやフェアトレード食材を使用し、美容や健康はもちろん環境や社会にも配慮しています。ハワイを思わせるアサイーボウルや、SNS映え間違いなしのペイントを施したスムージーなどこだわりのメニューが豊富。テイクアウトもOKです。
・ヴィーガンカフェ「greenery(グリナリー)」
神戸市中央区、地下鉄海岸線みなと元町駅から歩いて2分の場所に店を構える「greenery(グリナリー)」。プラントベースの食事を通じ、エシカルな消費を応援するヴィーガンカフェです。食材もできるだけオーガニックのものを使用。外国人や健康志向の人はもちろん、そのおいしさに惚れ込み通うリピーターも少なくありません。アクリル板で作られた、開放感たっぷりのグリーンファサードを目印に訪れて。
ハワイのローカルな生活スタイルを思わせる店内。ホワイトを基調とした気取らない空間で、誰でもふらっと立ち寄れる雰囲気です。ペット同伴もOKで、メリケンパークを散歩しながら訪れるお客さんも多いとか。ベビーカーや車いすでも入店しやすいバリアフリー設計です。
・ハワイ気分を味わえる!健康的なスムージー
『アサイボウル』1,410円
スプーンで食べるジェラート状の「スムージーボウル」は全部で6種類。自家製グラノーラ、スーパーフード、フルーツなどをトッピングしています。人気No.1の『アサイボウル』は、鉄分やポリフェノールが豊富な有機アサイーに、有機バナナやパッションフルーツジュースを合わせ、自然な甘みを感じられるスムージーに。ココナッツの器が南国気分を演出してくれます。
このほか、葉酸が豊富なドラゴンフルーツを使用した『ピタヤボウル』(1,410円)や、人魚のいるビーチをブルースピルリナで表現した『マーメイドラグーン』(1,460円)など、味、見た目、栄養、どれをとってもこだわり抜いたメニューばかり。冷たくサッパリと食べられる健康的な「スムージーボウル」は、食欲がない日の心強い味方です。
『ゴーグリーン』890円
かわいいらしくフォトジェニックな模様がインパクト抜群の「アートスムージー」。8種類ある中でも『ゴーグリーン』がイチオシです。カルシウムや葉酸など栄養価の高い無農薬ケールに、バナナ、マンゴー、パイナップル、パッションフルーツジュースをミックス。ケール特有の苦みを解消するために試行錯誤した組み合わせです。子どもや野菜嫌いな人でもゴクゴク飲めるほど、自然な甘みが心地良い一杯。底には、食物繊維やミネラルが豊富なチアシードが入っています。
表面のカラフルなアートは、スピルリナ、ビーツ、ターメリックで色付けした自家製のココナッツクリーム。待ち時間には描いている様子をライブで見ることができ、思わず動画を撮りたくなるほどワクワクする瞬間です。
このほか、有機オーツミルク入りの『いちごみるく』(950円)や、有機ブルーベリーや有機ラズベリーを使った『ベリーズクイーン』(1,050円)などがあります。
イートインの場合は口当たりの良いガラス製のストロー、テイクアウトの場合は紙ストローと、細部にまで環境への配慮を感じられます。アートとフルーツなしの場合は300円オフで、さらに7:00から9:30は全種類500円ととってもお得。慌ただしい出勤前でも手軽に栄養が摂れると好評です。
・植物性由来でもしっとりサクサクなスコーン
左『カシューナッツホワイトチョコレート』380円、右『ロンドンフォグ』390円
ヴィーガンスイーツも豊富に用意しています。オーガニックや国産のものをブレンドした小麦粉、豆乳、植物性油、ココナッツシュガーなどプラントベースのスコーンは、毎日6~10種類が日替わりでスタンバイ。素朴な甘さで、植物性由来の食材しか入っていないとは思えないほどサクッとしっとりした食感が特徴です。
人気No.1の『カシューナッツホワイトチョコレート』は、オーガニックのカシューナッツと、乳製品不使用の自家製の有機ホワイトチョコレートを練り込んでいます。ナッツのザクザクとした食感と、ホワイトチョコレートが一度溶けて固まったことによって生まれるカリッとした食感がやみつきに。
『ロンドンフォグ』は、有機アールグレイ茶葉と有機バニラエクストラクト入り。ふわっと広がる紅茶の豊かな風味が魅力です。デカフェなので妊娠中や授乳中の人でも楽しめます。
このほか、スパイスの女王と呼ばれるカルダモンにシナモンを合わせた『カルダモン』(330円)や、オーガニックココアと生チョコを練り込んだ贅沢な『ダブルチョコレート』(420円)などが登場します。
『生チョコ』2粒470円
フランスの「ヴェイス」社の高級カカオで作る、深みのあるリッチな『生チョコ』にも注目。卵や乳製品はもちろん、白砂糖やハチミツも不使用です。ねっとり濃厚な味わいながら、口溶けが良く後味はスッキリ。2粒でも満足感たっぷりです。ギフト用の箱も用意しているので、大切な人への手土産にも最適。
・アレルギーに配慮した軽食メニューも
『たまご不使用のたまごサンド』400円
水分を飛ばした豆腐を、豆乳ベースの自家製マヨネーズで和えた“たまご”を挟んだ『たまご不使用のたまごサンド』。見た目はもちろん、味、食感、香り、どれをとっても本物の玉子と間違えるクオリティです。こんがりトーストされたヴィーガン食パンのサクサクとした食感もGOOD。アレルギーのある人にも玉子の味を知ってもらいたいと開発したメニューで、実際に喜んでもらえることも多いそう。
堅苦しいことは考えず、まずは気軽においしい食事を楽しんでほしいと話す店主。日常の一食を「greenery」で置き換えるだけで、知らない間に地球に優しい取り組みへつながっています。のんびりした時間を過ごしながら、エシカルな暮らしにちょっぴり触れてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年3月30日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。