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2023.2.26
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【神戸元町】老舗紅茶専門店「mahisa(マヒシャ)」伝統菓子とこだわりミルクティが自慢

神戸市中央区、元町エリアにある「tea room mahisa(マヒシャ)元町店」。伝統菓子と紅茶が楽しめる人気店です。一般的な紅茶の2〜3倍の茶葉を使用するミルクティは絶品。静かで落ち着く空間の中で、ランチやカフェを楽しんでみてはいかが。

・「tea room mahisa(マヒシャ)元町店」

神戸市中央区、阪神・JR元町駅から歩いて5分ほどのところにある「tea room mahisa(マヒシャ)元町店」。スコーンを中心とした伝統菓子と、たっぷりの茶葉を使ったミルクティが自慢のお店です。

さまざまなお店が軒を並べる三宮中央通りの中、店舗と店舗に挟まれているので、隠れ家的な雰囲気の入り口になっています。黄色いティーポットのかわいらしい吊り看板を目印に訪れてみて。

階段を登って2階に上がると、木材を中心とした家具が並ぶ落ち着いた雰囲気のカフェスペースが。オーナーが買い集めたアンティーク小物が至るところに並んでいるので、店内を見回して楽しんでみて。

ランチタイムやカフェタイムは待ち時間ができる人気店。混雑を避けたい人はランチタイム後の14:00〜15:00ごろか、17:00以降が狙い目です。

ゆったりと過ごしたい人には、ソファ席もあります。こぢんまりとした店内は座席数が限られているので、3人以上での来店は対応が難しいこともあるそう。混雑時間帯を避けるか、少人数での利用がおすすめです。

「静かにゆったり、落ち着ける雰囲気の中で紅茶を楽しんでほしい」と話すオーナー。老若男女問わず、幅広い世代のお客さんが紅茶を味わっています。


・茶葉たっぷりのミルクティと伝統菓子が自慢

『クリームティーセット(ドリンク付)』1,230円

「日常で紅茶を楽しんでほしい」という思いから、「誰でもおいしいと思える紅茶」を目指しているそう。おいしいミルクティにするために、一般的に使われる2〜3倍の茶葉を使用して濃い紅茶を抽出し、そこにたっぷりの牛乳を加えて作るのがmahisa流。渋みの少ない茶葉をミルクティでは約8種類、ストレートティでは5種類ほど取りそろえています。

イギリスの伝統菓子「スコン」と紅茶が楽しめる『クリームティーセット』がおすすめ。「クリームティー」とは、クロテッドクリームとジャムを添えた、スコーンと紅茶のセットです。クロテッドクリームは、生クリームとバターの間のような味わいが特徴。伝統的な食べ方ができるお店は珍しく、クロテッドクリームを目当てに来店する人も多いんだとか。

全粒粉を使用して店内で焼き上げたスコーンは、生地をなじませるために一度冷凍されます。手間隙をかける一方、手を加えすぎないというこだわり。余分な材料を入れたり形を作り込んだりということはしないので不ぞろいな形も愛嬌です。注文が入ってから温めるスコーンと、ねっとりとした濃厚なクロテッドクリーム、添えられたアプリコットとブルーベリーのジャムは相性抜群。

『今月のミルクティ』750円

ティーポットやカップも紅茶店としては個性的なものを使用。『今月のミルクティ』と『今月のストレートティ』は、ステンレス製のティーポットと沖縄のやちむんで提供されます。洋風の紅茶やお菓子と、和風なカップのコラボレーションは不思議な感じもありつつ、なんだかホッとする組み合わせです。

定番の紅茶は、お店のロゴマークにも使用されている黄色のティーポットで登場。まるんとしたかわいらしい見た目のポットと、白いカップに入ったミルクティは、お店のトレードマークとも言える光景です。手でも熱さを感じながら温かい紅茶を楽しめるよう、あえて取手がついていないカップを使用しているんだとか。五感で楽しめるおいしいミルクティをぜひご賞味あれ。

『ヴィクトリアサンドイッチケーキ(ドリンク付)』1,200円 単品630円

『ヴィクトリアサンドイッチケーキ』は、パウンドケーキと自家製のラズベリージャムのシンプルな素材で丁寧に作られています。サンドされたラズベリージャムがケーキに染み込んできた、食べごろのタイミングで提供されます。甘酸っぱいラズベリージャムと甘さ控えめのケーキ、粉糖の甘さのバランスが絶妙です。

スコーンもスイーツも楽しみたいという人には、スコーン1つとケーキ2つが楽しめる『アソートプレート』(単品950円〜)もスタンバイ。2種類頼むとすべてのスイーツが食べられるので、2つ頼んでシェアするのもおすすめです。紅茶との相性を考えて作り込まれた伝統菓子を召し上がれ。

・ランチメニューも大人気

『全粒粉スコンのプレートランチ』1,200円

ランチタイムには、食事として楽しめる『全粒粉スコンのプレートランチ』が登場。ホイップとブルーベリージャムが添えられたスコーンが2つと、サラダ、デリのワンプレートになっています。デリは気まぐれでメニューが変わることもあるので、お楽しみに。取材日は「タマネギのラペ」と「マイタケ入り鶏のテリーヌ」。プラス100円でクロテッドクリームを追加することも可能です。

スコーンは甘さ控えめなので、おかずとの相性もバッチリ。「タマネギのラペ」は、タマネギのシャキシャキとした食感と、酸味の効いた味付けが食欲をそそり、口の中をさっぱりとしてくれます。「マイタケ入り鶏のテリーヌ」はなめらかな口当たりの中に、マイタケの歯ごたえがアクセントになっています。素材の味が引き立つシンプルな味付けなので、添えられたマスタードを合わせて食べるのもおすすめです。

『角切りイングリッシュマフィンとサラダボウルのランチ』1,200円

たっぷりの野菜とマフィンを楽しむことができる『角切りイングリッシュマフィンとサラダボウルのランチ』も人気。大きくカットされたマフィンと兵庫県産中心の旬の野菜に、ベーコンやゆで卵、キヌアなどをふんだんに使用しているので、ヘルシーかつ満足感のあるサラダボウルです。

サラダに合わせるドレッシングは、自家製のものを使用。タマネギとニンジンをたっぷり使用したドレッシングは、そのままでもおいしく食べられるように意識しているんだとか。野菜の甘さと、酸味のバランスがばっちりのドレッシングをかけると、ボリューム満点のサラダもぺろりと平らげられます。

ランチメニューはプラス250円でドリンクをセットにすることが可能。今月の紅茶を選ぶと、ポットで提供されるのでお得にこだわりの紅茶を味わうことができます。ランチを注文する人のほとんどが食後のティータイムを楽しんでいるんだそう。セットドリンク以外の紅茶や、スイーツもお得に注文ができるので、ランチからそのままカフェタイムを過ごすのもOKです。



・茶葉やスコーンはテイクアウトOK

カフェで楽しめる紅茶の茶葉を購入することも可能です。店内入り口近くには、さまざまな茶葉がずらりと並び、お家でもおいしい紅茶を楽しみたい時にぴったりです。茶葉はオンラインショップでも購入できるので、たくさんの量をまとめて購入したい時や遠方の人はチェックしてみて。➡オンラインショップはこちら

レジ横には、テイクアウト用のスコーンもスタンバイしています。茶葉と合わせて、お家でmahisa流のティータイムを再現するのもいいですね。

伝統菓子とこだわりの紅茶が楽しめる「tea room mahisa元町店」。サクッホロッとしたスコーンと、たっぷりの茶葉を使用したミルクティで、ホッとするティータイムを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

tea room mahisa(マヒシャ)元町店

所在地
兵庫県神戸市中央区三宮町3丁目2-2 伊藤ビル2F
電話番号
078-332-7590
営業時間
平日/11:30〜19:00(L.O.18:30)
土日祝/11:30〜19:30(L.O.19:00)
ランチ/11:30〜14:00(売り切れ次第終了)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年1月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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