兵庫県神戸市エリアの地域情報サイト KOBERU[コベル]
2022.11.28
5,454 views

【神戸西区】農家が営む「C-farm Cafe」新鮮な有機野菜を使った食事で心も体も健康に♪

神戸市西区平野町にファーマーズカフェ「C-farm(シーファーム) Cafe」が2022年11月1日オープン!カフェのすぐ近くにある自家農園で育てた野菜や地元産の有機野菜をたっぷり摂れる健康的なランチが味わえます。3種類のランチのほか、野菜を使ったスイーツやドリンクも。野菜不足や体の不調を感じたときは「C-farm Cafe」の食事で、心身共に栄養を補給してあげて♪

・ファーマーズカフェ「C-farm(シーファーム) Cafe」

神戸市西区にファーマーズカフェ「C-farm(シーファーム) Cafe」が、2022年11月1日オープン!場所は、平野町の中でものどかな印路(いんじ)。田畑の中にぽつんと佇む、大きくて青い建物が目印です。

元々ここにあった空き倉庫を店主が自らの手でリノベーションした店内には、トタンや鉄筋の骨組みなど、残せるものはそのままに、色で遊び心を加えたスタイリッシュな空間が広がります。天井が高いので開放感も抜群!席数が約50席と多く、大人数でも気軽に立ち寄れるのもポイントです。

子連れにうれしいローテーブルのエリアも。子どもが座ってちょうど良い高さのテーブルと丸イス、何人でも腰をかけられそうな広々とした木のソファ席があります。店内はフラットでゆったりとした作りなのでベビーカーもOK!カーテンで仕切られる個室もあり、子連れでも行きやすいお店です。

座敷子ども用いすおむつ替え
個室離乳食持ち込み禁煙
ベビーカー入店キッズメニュー喫煙
子ども用食器授乳スペース

数年前は四国で野球選手として活躍していた店主。選手時代に地域貢献活動の一つとして米農家の手伝いをしたことがきっかけで農業に興味を持ち、引退後は農家の道を歩むことを決意したそう。神戸市西区の有機農家で2年間、知識と経験を積み独立。育てた野菜を販売するだけでなく、新鮮なおいしさを味わってほしいとの思いでカフェをオープンしました。

カフェのコンセプトは「有機野菜を使用したカフェレストラン」。提供する食事には、同店から徒歩10分ほどの場所にある自家農園で店主が愛情を込めて育てた有機野菜のほか、神戸市西区の有機農家の野菜を使用するのがこだわりです。管理栄養士のスタッフがメニューを考えているので栄養面はお墨付き。さらに、有機野菜ならではのおいしさと採れたてならではの新鮮さを同時に味わえるのが魅力です。


・有機野菜を使った3種類のランチ

『月替わりKOBEプレートランチ(スープ・ドリンク付き)』1,780円 ※1日30食限定

3種類あるランチの中で『月替わりKOBEプレートランチ』がイチオシ!サラダや揚げ物、小鉢など、9種類の惣菜が盛られたプレートに、ごはんと月替わりのスープ、ドリンクが付いたボリューム満点のメニューです。1日30食限定なので早めの来店がおすすめ。

「尾崎食品」の国産大豆100%の豆腐や、神戸にある老舗の卵焼き屋「山田製玉部(せいぎょくぶ)」のだし巻き卵、「神戸べこ」の神戸牛100%コロッケなど、神戸市で生産された惣菜と旬野菜のサラダは固定メニュー。それ以外の5種類の惣菜の内容は月替わりで、取材日は「米粉チキン」や「ニンジンしりしり」、「ナスの田楽」、「紫タマネギのマリネ」、「カボチャとベーコンのナッツマヨ和え」。

鶏もも肉に米粉をまぶして揚げた「米粉チキン」は、カラッと軽い口当たりがやみつき。米粉も有機のものを使用するなど、細部にまでこだわりが。素材それぞれの味を引き立てるため、味付けはシンプルかつ控えめに。それでいて食べ応えを感じられるようにと、一皿の中にさまざまな味付けや調理法が使われていて、一口ずつ食べ進めるのが楽しくなるランチです。

ご飯は神戸市西区「小池農園」の「きぬむすめ」にもち麦をブレンドしています。一粒一粒が立つほどしっかりとした食感が「きぬむすめ」の特徴。もち麦のモチモチとした食感とも相性抜群です。大盛りが無料なので、お腹が満たされるまで食べ尽くしたいときは遠慮なくオーダーしてみて。

『季節野菜のあいがけスパイスカレー(ドリンク付き)』1,680円

特製の「ベジタブルココナッツカレー」と「バターチキンカレー」の2種類のカレーを同時に堪能できる『季節野菜のあいがけスパイスカレー』もおすすめ!トッピングとサラダの野菜が季節ごとに変わり、旬も楽しめる一品です。

オレンジ色のルゥが、動物性の素材を一切使用していないのでヴィーガンにも対応している「ベジタブルココナッツカレー」。10種類のスパイスとたっぷりのタマネギで作る本格的な味わいが魅力。赤色は「バターチキンカレー」。甘いルゥの中にはゴロッと大きな鶏もも肉が。バターのコクと甘みがしっかり感じられる味付けで、子どもも喜びそう。

『ベーグルハンバーガー(ビーフ)』1,380円 ※1日10食限定
『自家製ジンジャーエール』 + 150円

西神中央にある人気ベーカリー「dannapan(ダンナパン)」に特注で焼いてもらっているベーグルを使ったハンバーガーも。ベーグルの数に限りがあるため、1日わずか10食限定のレアな一品です。国産小麦100%のベーグルはムチッとした弾力と風味の豊かさが自慢。中の具材は、手ごねハンバーグの『ビーフ』か照り焼きチキンの『チキン』から選べます。

『ビーフ』はとびきりジューシー!ハンバーグに歯を入れるたびに甘い脂がジュワ~っと口の中に広がり、思わず笑みがこぼれるおいしさ。フレッシュトマトのソースとオーロラソースの2種類のソースが味の決め手で、ハンバーガーショップも顔負けの一品です。

ランチセットにはドリンクが付くのもうれしいポイント。セットドリンクは『烏龍茶』や『コーラ』、『コーヒー』などの基本のメニューのほか、プラス150円すれば『自家製ジンジャーエール』や『自家製レモネード』などのこだわりのドリンクを選ぶこともできます。『自家製ジンジャーエール』の原材料は、生のショウガとハチミツ、きび砂糖のみ。飲むと内側から体がぽかぽかと温まる体に優しい大人のドリンクです。

・心と体を満たす絶品スイーツ&ドリンク

『サツマイモのチーズケーキ』720円 ※2022年12月末ごろまで

ケーキは西区にあるショートケーキ&クッキー専門店「1004」に完全オーダーで作ってもらっているそう。有機野菜を使ったスイーツも季節ごとに登場し、取材日は自家農園で採れた「金時」を使ったチーズケーキが。

『サツマイモのチーズケーキ』は、「金時」のホクホクとしたイメージとは正反対の、ふわっとやわらかい仕上がり。ベイクドとスフレの間のようなやわらかさで、口の中ですっと溶けるような口溶けが特徴です。サツマイモの甘さを生かした優しい味わいで、何個でも食べられそう。旬の味覚を甘いスイーツでも堪能してみて。

『チョコテリーヌ』550円、『オーガニックブレンドコーヒー』560円 ※ケーキセットで100円引きに

塩屋のチョコレート専門店「シオヤチョコレート」の『チョコテリーヌ』も1日10食限定で販売しています。この『チョコテリーヌ』がカフェで食べられるのは、「シオヤチョコレート」とここだけなんだそう。カカオ豆からチョコレートを生産した“クラフトチョコレート”を使用したこだわりの一品で、断面からも濃厚さとしっとり感が感じられます。芳醇なカカオの香りを一口ずつ丁寧に味わって。

チョコの風味をより楽しみたいときは『オーガニックブレンドコーヒー』をご一緒に。スペシャルティコーヒー専門の自家焙煎珈琲店「FIST BUMP COFFEE ROASTERY(フィストバンプコーヒーロースタリー)」にオリジナルでブレンドしてもらっているそう。メキシコの豆をメインに使用し、深煎(い)りで仕上げてもらった力強い味わいが魅力。冷めても酸味が立たないので、コーヒーの酸味が苦手な人にもおすすめです。

『有機台湾高山茶(1pot)』880円

リラックスしたいときは『有機台湾高山茶』を選んで。さまざまな茶葉がある中でも、同店で取り扱っているものは、自然農法で育てられ手摘みしたランクの高いもの。上品な甘みと清らかな香りが心と体を満たす癒やしの一杯です。小さめの湯飲み一杯分なら『1cup』(660円)、たっぷり楽しみたいときやシェアするなら『1pot』(880円)をオーダーして。

自ら有機野菜を育て、野菜のおいしさはもちろん、育てる苦労も楽しみもすべてを知っている農家の店主が営む「C-farm Cafe」。今後はカフェだけでなく収穫体験など、体験を通して農業や野菜の魅力を発信していきたいと考えているそう。ぜひ公式Instagramをこまめにチェックして、楽しいイベントにも参加してみて。➡︎公式Instagramはこちら

■詳細情報

■DATA

C-farm(シーファーム) Cafe

所在地
兵庫県神戸市西区平野町印路26-1
電話番号
078-995-8859
営業時間
11:00~17:00(L.O.16:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年10月31日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP