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2023.4.18
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【神戸東灘区】「ブーランジェリービアンヴニュ」のフランスパンに魅せられて♪食パンも人気

神戸市東灘区、阪急電車御影駅から徒歩10分の山手幹線沿いにある「Boulangerie Bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」。さまざまな有名ベーカリーの立ち上げを担った凄腕ブーランジェが営むベーカリーです。店内はいつも同店のパンを目当てに訪れるお客さんでにぎわい、約80種類ほどあるパンが午後にはわずかになるほどの人気ぶり。自慢の『オレンジのクグロフ』や『クイニーアマン』といったフランス生まれの伝統菓子はぜひチェックして♪

・「Boulangerie Bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」

神戸市東灘区、阪急電車御影駅から徒歩10分の山手幹線沿いにある「Boulangerie Bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」。お店に近づくと焼き立てパンの香ばしい香りが漂ってくるので、すぐに分かるはず。見つからないときは、格子模様のガラス張りの外観と店名が書かれた木の看板を目印に訪れてみて。

「ビアンヴニュ」とは、フランス語で「ようこそ」という意味。店名のとおり、自慢のパンと元気な挨拶で明るく出迎えてくれる同店は、店構えはおしゃれなのに、“昔ながらの街のパン屋さん”のようにふらっと入りたくなるような親近感があります。リピーターは近くに住む地元客はもちろん、神戸市外からもわざわざ足を運ぶ遠方のお客さんも多く、店内は時間を問わずいつもにぎわっています。

海外のベーカリーのように対面形式で、ほしいパンをスタッフに取ってもらうスタイル。パンだけで約80種類、姉妹店「ブーランジェリー ビアンヴニュ コフレ」の焼き菓子も含めると100種類以上もある豊富なラインアップが魅力です。「今日のおすすめは?」「こんなパンが好きなんだけどぴったりなパンはある?」といった会話を楽しみながら、パンをじっくりと吟味できるのがうれしいですね。


・パンのラインアップは約80種!

店主は高校卒業後すぐ、芦屋の有名ベーカリー「ビゴの店」で9年間修行し、その後、「パティスリーモンシェール 上海店」や「神戸北野ホテル イグレックプリュス」の立ち上げメンバーとして活躍したそう。そして2012年8月に独立し、同店をオープンしました。

フランスパンの伝道師と呼ばれる「フィリップ・ビゴ氏」に徹底してたたき込まれた、フランスパンの基礎と技術を生かしたハード系だけでなく、『ウインナーロール』(216円)や『バニラクッキーパン(メロンパン)』(194円)、『あんドーナツ』(216円)といったなじみのあるパンもショーケースの中に取りそろえています。

老若男女問わず楽しめるバラエティ豊かで、思わず目移りするほど。毎日安心して食べてほしいからこそ、マーガリンやショートニングといった植物性油脂や保存料、着色料などを一切使わないという素材に対するこだわりも、創業から貫き続けています。

『バゲットH(アッシュ)』302円

看板商品は『バゲット』(302円)と『バゲットH(アッシュ)』(302円)の2種類のバゲット。同じバゲットでも発酵時間やイーストをそれぞれ使い分けることで、まったく異なる食感や風味に仕上げています。

『バゲット』は皮が薄くて軽めの食感が特徴で、どんな食事にも合うオーソドックスさが魅力です。一方の『バゲットH』は、冷蔵庫の中で12時間ほど低温発酵させているためうま味が濃厚!皮が厚めで、中にはもっちりしていてうま味たっぷりの生地がぎゅっと詰まっています。

『ブルーチーズとクリームチーズのパン』324円

ほんのり甘いクリームチーズと独特の風味を持つブルーチーズ、フルーティーなアプリコットジャムが奏でる、甘じょっぱく複雑な風味がベストマッチ!甘さ、コク、豊かな香りの順に口の中に広がり、一口一口を大切に味わいたい一品です。ワインとも相性◎。

・フランス生まれの伝統菓子が絶品!手土産にも◎

『オレンジのクグロフ』648円

『オレンジのクグロフ』は、「コンクールで賞をもらい、さまざまな人とつなげてくれた思い出深い一品」と語る店主。クグロフとは、イーストを使った生地にドライフルーツなどの具材を混ぜ込み、クグロフ型という特別な型で焼き上げたフランス生まれの発酵菓子のこと。同店では高級オレンジピールを生地量の約20%も使った贅沢なクグロフを販売しています。

見た目はケーキですが、断面はパンそのもの。ベーキングパウダーではなくイーストの力で膨らませているので、パンのように気泡をたっぷり含んだふわっとした食感が楽しめます。それでいてバターと卵をたっぷり使っているので、味はまるでバターケーキのよう。仕上げに、オレンジリキュール「コアントロ」入りのシロップとアイシングをかけ、表面はサクッと、中はしっとりとしたコントラストが楽しめます。

購入日当日にアイシングの甘さや存在感を楽しむのも良いですが、アイシングが少し溶けて生地になじんだ翌日~翌々日以降に食べるのもおすすめ。しっとり感が増し、よりケーキのようなリッチな味わいに♪

『クイニーアマン』各378円

「よつ葉」のバターをふんだんに使った『クイニーアマン』も、一度は食べてほしい一品。同店はほんのり塩気のあるクロワッサン生地を使用しているため、キャラメルのような香ばしさとしっかりとした甘さ、そしてクロワッサンのしっかりとしたバターの香りが三位一体となって、身も心も幸福感で満たしてくれます。一層一層からしみ出るバターのコクと香りにおもわずうっとり。午後のティータイムにもおすすめです。



・スポーツ選手もご用達の『雑穀食パン』

飽きの来ない素朴な味わいと素材にこだわった食パンも人気。もっちりとしたシンプルな『M1角食パン』(1斤/346円)やふんわりとした『M1山食パン』(1斤/346円)、滋味深い『雑穀食パン』(1斤/378円)があります。

『雑穀食パン』(1斤)378円

食事や健康に気遣うお客さんやスポーツ選手に人気が高いのが『雑穀食パン』。小麦粉に雑穀粉をブレンドすることで栄養価を補った食パンです。「雑穀=硬い」というイメージを持ちがちですが、同店の『雑穀食パン』は驚くほどふわふわ!このふわふわ感は、小さな子どもからお年寄りまで食べやすいパンを求めて、低温長時間発酵や山型形状などこだわり尽くしたからこそ。穀物の豊かで香ばしい香りを、しっかり噛んで味わって。

・オリジナルジャムや姉妹店の洋菓子も販売

六甲にある姉妹店「ブーランジェリー ビアンヴニュ コフレ」の焼き菓子も販売しているので、要チェック!神戸土産にふさわしい『六甲マドレーヌ』(162円)やクッキーなどが20種類ほど並びます。

同店のパンとの相性を考え抜いたオリジナルジャムも6種類ほどがラインアップ。素材の味を生かした同店のパンに合わせて、ジャムも添加物を使用せず、フルーツや砂糖だけのシンプルな材料で作られています。フレーバーはイチゴやみかんのほか、ラ・フランスやミルクティーといった変わり種も。フルーツの産地から仕入れた上質なフルーツを使ったジャムは、旬の美味しさがたっぷり詰まっています。ぜひパンや焼き菓子と一緒に買い求めて♪

御影の名ベーカリー「ブーランジェリー ビアンヴニュ」。素材選びから配合まで惜しまず、おいしいと喜ぶお客さんの笑顔のために毎日愛情を込めて作り続けるパンは、わざわざ遠方からも足を運びたくなる価値がありますよ!

■詳細情報

■DATA

Boulangerie Bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)

所在地
兵庫県神戸市東灘区御影1-16-15 エクセレンス御影 1F
電話番号
078-771-2866
営業時間
9:00~18:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年3月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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